アストリアホテルも温泉だった。
アストリアホテルの温泉(お風呂)は2か所ある。
1つはホテルの2階、もう1つはゲレンデに出るための通路にある。
ゲレンデに出るすぐ手前だ。
ホテル内のお風呂は15~24時まで、ゲレンデの手前のお風呂は24時間入浴可能だ。
ゲレンデ手前のお風呂は露天風呂もあり、できたばかりのようだ。
まずホテル内のお風呂について。
ホテル内のお風呂は洗い場が10つほどあった。
それもまた広々している。
湯船は1つ。
大きさでいうと10畳のリビングぐらいかな。
ホテルの規模がそう大きくないせいか、お風呂も空いていた。
脱衣所は少し狭く感じた。
わたしが行った時には、脱衣所に2人ぐらいしかいなかったので、不自由はなかったが、あと数人いたら狭さを感じるだろうと思った。
脱衣所のドライヤーは1台しかなく、ちょっと不便だ。
古い施設なので仕方ないかな。
わたしは部屋に帰ってから、部屋に備え付けてあるドライヤーを使った。
わたしがホテル内のお風呂に初めて行った時(ついた日の夜)には、洗い場に1人しかいなくて、その人はわたしより先に出て行った。
貸し切り状態になり、シャワーも隣や後ろの人を気にせず、気兼ねなく使うことができた。
そしてシャワーの水圧が強い。
水圧は調節できるが…。
わたしは生まれつき髪が多く、水圧の弱いシャワーだとなかなかシャンプーが洗い流せずに時間がかかってしまう。
なので、水圧が強いシャワーだと非常に助かるのだ。
ストレスなくとても気持ちよく洗髪できた。
もちろん体を洗った時の泡切れも良かったしね。
湯船のお湯の温度は、少し熱めだと感じた。
わたしはぬるいお湯が好きなので、特にそう感じたのだと思うが…。
誰もいなかったのもあり、桶で湯船の湯をダイナミックにかき混ぜてみた。
すると浸かりやすい温度になった。
広いお風呂に誰もいない。
湯船も独占状態。
となると…(笑)、温まった身体でスキーで使った足をストレッチしたり、アクアビクスでやるように腕を前から後ろに平泳ぎのように動かしてみたり、またその反対に後ろから前へと腕を動かしてみたり、湯船に浮いてみたり(子供かよ!笑)、エクササイズを堪能してしまった。
もちろん温泉なのでとても身体が温まり、なかなか冷えない。
布団に入っても掛け布団がいらないほど暑かった。
お風呂は最初の2日はホテル内のお風呂に入った。
3日目の夜は、ゲレンデの手前にある、新しくできた露天風呂完備のお風呂に行った。
新しいお風呂は脱衣所から和の雰囲気でとても落ち着けた。
こちらのお風呂は脱衣所は広かった。
脱衣所の真ん中に畳敷きの1畳ほどの腰掛みたいなものがある。
腰掛に使っても荷物整理に使っても良い。
使い勝手があり助かる。
洗面台は2つあり、ドライヤーもそれぞれある。
お風呂は3畳ぐらいの内湯が1つ。
その半分ぐらいの大きさの露天風呂が1つ。
露天と言っても、透明なガラスで覆われていて、一部ガラスがないところがあるといったところだ。
景色はよく見える。
ちょうど下が車が通る道になっている。
交通量も少ないし(ホテル関係者しか通らないような道)、こちらが上から見る感じなので、下から覗かれる心配はない。
洗い場は2つ。
ホテル内のお風呂の洗い場に比べたら小さい。
わたしは3日目の夜と帰宅する日、滑り終わってから入浴した。
3日目の夜は1人きり、帰宅する日も最初は3人ぐらい入っていたが、最後はまた1人になってしまい、堪能することができた。
ホテル内のお風呂もゲレンデ手前のお風呂も、脱衣所にセキュリティーボックスが完備されているので、とても助かるし
安心する。やはり、セキュリティーボックスは必須だよね。
ゲレンデ手前のお風呂はとても良いお風呂だったのだが、24時間ということもあり、防犯面でちょっと気になるところもある。
脱衣所の出入り口には防犯カメラはあったが…。
ホテル自体山の上だし、入る人は宿泊者ぐらいしかいないし、ゲレンデ側から入りに来るというのはほぼ無理だろう。
なので、そんなに心配することもないのだと思うが、どうしても都市の生活が長いと、そういうところに神経質になってしまうのだが…。
ゲレンデ手前のお風呂は、温度はホテル内よりぬるめだった。
私にはちょうど良い温度だった。
蔵王というとやはり冬のイメージだと思うが(おやじは雪のないときに来てもつまらないと言ってるが)わたしは夏にも蔵王に行ってみたいと思った。
夏場なら車でも行ける。
また夏のアストリアホテルにも泊まってみたい。
きっと全然違う景色が観られるのだと思う。
ちなみにアストリアホテルは東武のグループのようだ。
蔵王の樹氷まで行くロープウエイも東武グループのようだ。
東武鉄道の株主であるわたしは知らなかったんだけど(笑)
株主優待も何もなかったしね(笑)
長々と語ってしまったが、蔵王はやはり温泉も素晴らしかった。
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