このブログは、読んでくれる人が楽しい気分になってくれたらいいなと思って始めたのだが、今日はこんなタイトルでブログを書くことにした。
ちょっと重い。
このようなタイトルでブログを書くことに躊躇もしていたんだけど、最近もいろいろと思うことがあって…。
一人っ子のわたしは毒親と言っても過言ではない人に育てられた。
毒親について調べていたら、それについてのブログを書いている人も意外と多い。
わたしよりももっとひどいことをされて育ってきた人もいる。
まだわたしはマシな方なのかも知れないが…。
自己肯定感の低さ、自信のなさ、若い頃から自分は何をやってうまくいくわけがないという人生をあきらめた気持ちがいつも心に渦巻いていた。
だから無気力、無関心だった。
わたしは高校は私立の女子高で一応進学校だった。
1学年550人ほどいるマンモス校だったのだが、就職する人は全体の1~2%。
その中の就職組に入った中の1人がわたしだった。
就職するのはまったくわたしの本意ではなかった。
周りの友人たちは将来の夢をもって、希望した進学先に進んでいくのを見て、どれだけ羨ましかったことか。
みんなには希望があるんだな、わたしには夢も希望も何もない、持てないのだと思ったものだ。
わたしの高校の友人たちは、将来の夢をかなえて、今でもバリバリ現役で働いている人も多い。
それなりの地位についてる人もいる。
結婚して子育てが終わってから、資格を生かして復帰した人もいる。
働くことが全てではないが、友人たちのキラキラした目を見ていると(少なくともそんなふうにわたしには見えるのだ)、自分の人生は何だったのだろう?
どこでこの差がついてしまったのだろう?と思うこともある。
わたしの親が常々言っていたことは「高校は義務教育じゃない。中学まででよい。高校は(教育として)十分すぎる。女は嫁に行って家庭に入るのだから、教育は必要ない。読み書きそろばんと裁縫、料理ができるだけで良い。」
は?いつの時代のことやねん?て感じだよね。
特に母が異常だった。
毎月、生理が来たらの報告せねばならない。
報告すると母は専用のカレンダーに記入していた。
わたしのいないところで、バッグの中身を見る、部屋の中にあるものすべて(机の引き出し、郵便物なども含め)を定期的に見る。
わたしの部屋のごみ箱をあさってチェック。
わたしがやりたいと思うことはすべて否定(習い事、進学など)され、批判され、けなされたことはあっても褒められたことがない。
学費についてなど、恩を着せられたこともしょっちゅうある。
わたしは何をやってもダメなんだというプログラミングもされてきたんだね。
全て親の言うとおりにするようコントロールもされていた。
挙句に「言うことを聞けないなら出ていけ!」が親の常套句だった。
母は(今でもそうだが)、自分と私が同じ意見でないと狂ったように感情をむき出しにする。
自分の意見がすべて正しいと思っている。そう、思い込んでいる。
今でもわたしをコントロールしようと必死になっている。
そしてわたしの話を聞かない。
年を取ると丸くなるなんて嘘だ。
まだまだ現役だ。
昔と変わらない。
そして母と違う意見を言ってしまったら最後、わたしを無視。
そして数日間は口をきいてもらえなかった。
それは今でもそう。
電話で話していて、ちょっとでもわたしの意見が母と違えば、そのとたん一方的に電話を切る。
わたしと他人(母の友人)が同じことを言ってても、友人の話を素直に聞く。
母に「前からわたしが、その人と同じことを何度も言ってるじゃん」と言っても、その言葉は無視し、友人の話だけ聞き入れる。
わたしはずっと母の敵なんだわな。
だからずっと実家でも孤独感があったんただね。
温かみがないんだよ。
情とか感じないのね。
昔のことだけど、おやじにわたしの親は、親だったら子供に絶対できない冷酷なことを本当にするんやねとびっくりしながら言われたことがある。
だからするって言ってたじゃん。
おやじはそれでもまさか親だから子供にそこまでするとは思ってなかったみたいだけどね。するんです。
わたしが思い通りにならなかったら、東尋坊から背中を思いきり押して海に落とすようなことを平気でするんだよ、わたしの親は。心がないんだ。
実は、そんな経験をしたのはわたしだけではない。
わたしの娘が大学時代、父が他界してから、母のところに居候していた時期があったのだが(食費光熱費などは払っていた)、ある時、娘が私に泣きながら電話をしてきた。
母と住むのにもう耐えられないと。
話を聞いたら、わたしにしていたことをそっくり娘にやってたんだね。
それにプラス娘には意地悪もしていた。
娘は母のことを「悪魔」と呼んでいた。
結局、おやじとも話し合って、娘は1年ちょっとでわたしの実家を出て、女子学生専用のセキュリティがしっかりしているマンションに引っ越しした。
娘は今は母のことを「人格障害なのでは?」と言うが…。
娘に言われてショックなのはわたしがあんな母親に育てられたから、将来的に母のようになるのでは?ということだ。
そんなふうに言われたら、わたしがは生きてる価値なんかないよ。
母と同じになるなんて嫌だ、絶対に嫌だ。わたしは被害者だ。
こんな毒親のサイトを見つけて、いろいろ読んでみた。
思うところたくさんある。
本も読んでみることにする。
https://ac-happyskill.com/my-dokuoya-experience/
毒親からの完全解放 (本当の自分を取り戻して幸せになる7つのステップ) 単行本 – 2014/10/6
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