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9時半近くになったが、リフト券とおやじはやって来ない。
山麓まで行ってリフト券と交換すれば、おやじはリフトでここまで来ることは簡単だ。
スクールの受付の人にリフト券が来ないことを言うと、「スノーボードが全く初めての人は、まだリフトに乗らない可能性もあるので、心配しなくても大丈夫ですよ。」と言われて少し安心はしたのだが…。
わたしの突如として電源の切れる壊れかけのスマホには、おやじから間に合わないと連絡が入っていた。
正直言って、こっちは必死でスマホ見るどころじゃなかったよ。
おやじには、慌てなくて大丈夫だからと連絡した。
おやじが来ないまま、次男のスノーボードのスクールは始まることとなった。
わたしはスクールの受付にずっといることもできないので、次男と一緒にスクールを出て、わたしはスクールの隣の建物の軒下にいることにした。
相変わらず横殴りの雪。吹雪。
隣の建物はレストランかなんかかな?
クローズされていて、開店は10時と書かれている。
後にわかったのだが、次男はスクールの先生に連れられて、日曜日のキッズイベントに使われる、雪上運動会の会場の中(ネットでゲレンデと隔ててある)でレッスンを受けていた。
少しなだらかな坂になっている。
そのレッスンも次男1人だよ。
団体レッスンで申し込んだのだが、次男のほかに申し込んだ人は誰もいなかったんだね。
なんか得した気分だなと思いながら見ていたけど、とにかく雪がひどくて、次男が少し上に行くと見えなくなる。
人いないなあ、さっきあんなに汗をかいていたのに、寒くなってきたな、ここの軒下のどこにいても寒さは一緒だな、おやじはまだかなと思っていたら、ここで事件が起こるのだ。
若い男性がやってきてわたしに話しかけてきたのだ。
わたしは後ろを向いていたし、吹雪で人の気配もわからなかった。
声をかけられたのだが、何だよ、英語じゃん。
聞き取れないよ。
なんもわかんないよ。
英語はおやじじゃないとわからんよ。
わたしはわからないって言ってるのに、お尋ねが止まらない。
口をつぐんでしまったよ。
聞いてたらなんかリフト券がほしいみたい。
リフトのチケットはどこに売ってるかと聞いてるみたいだなと思って、「チケットか?」と簡単な英語で聞いたらそうだって言う。
それにしてもリフト券売り場ってどこだよ。
おやじが行った山麓まで案内するわけにはいかないし、今さっき来たばかりだからわかんないよ、と思っていたら、ちょうどわたしのいるところから、違うリフト券売り場の建物が見えたんだ。
「チケットはあそこだよ」と中学校で習った英語で言って指を指した。
わかったようだった。
で、その男性はレストランに入ろうとしてるんだ。
ドアを開けようとしているから「そこは今はやってないよ。10時からだよ。」とこれも中学生英語で言って、張り紙に10時と書いてあるのを指さして教えた。
英語は本当に聞き取れないね。
でもなんとなく通じるもんなんだね。
それから15~20分ぐらいしてやっとおやじが到着。
わたしたちも大変だったけど、おやじもリフト券をゲットするまで大変だったそうだ。
おやじには「もう少しおやじの到着が早かったら、あの外国人男性が何を尋ねているのか、それで案内もしてあげられたのにな。」って言って、わたしが英語で話しかけられて困った話をおやじにしたけど、リフト券ゲットが大変だったと言う話の方が先だった。
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