最近、YouTubeで猫の飼育の動画を見ている。
投稿者が、捨てられた子猫を拾ってきて、その成長を動画にしている方が多い。
生まれて間もないと思われるまだ母乳を必要としているのに、捨てられた子猫。
飼い主の必死の育児が続く動画。
中には心を閉ざしている子猫もいて、人がお世話をしていくうえで信頼関係を構築して、甘えるまでになっていく猫。
捨てられた子猫を育てている人がいることは、本当に素晴らしい。
それに見ているわたしも可愛さに癒される。
しかし、ふと思ったのは、捨てられた子猫を飼育する動画をあげる人が多いってことは、捨てられて保護される以上に、殺処分(嫌な言葉だ)される猫もいるはずだと想像がつく。
YouTubeの動画では、動物愛護センターのドキュメンタリーもあった。
動物愛護センターという呼び名は聞こえはいいが、処分場に他ならない。
これが現実かとがっかりする。
犬＆猫のペット用品店【ペッツデポタウン】
以下の記事をお読みになっていただきたい。
犬や猫の殺処分、全国で初めて５万匹を下回る ２０１７年度
「sippo」https://sippo.asahi.com/サイトより転載
2018/11/02
全国の保健所などで2017年度に殺処分された犬と猫の数は４万3227匹で、初めて５万件を下回った。環境省が１日、発表した。殺処分数は減少傾向が続いている。10年前の2007年度は17年度の７倍近い約29万9千匹、20年前の97年度は15倍超の約６6万１千匹だった。同省の担当者は、「野良の数が減るなどして引き取り数が減っているほか、自治体や動物愛護団体が譲渡などに取り組んできた結果ではないか」と見ている。
17年度に自治体に引き取られた10万631匹のうち、飼い主に返されたり、新たな飼い主に引き取られた犬や猫は５万6814匹で、返還・譲渡率は56.5％と過去最高だった。97年には４％、07年には10.7％にとどまっていた返還・譲渡率は、ここ10年ほどで大きく伸びている。
引き取りの内訳をみると、飼い主からは犬が4115匹（うち離乳していない子犬は340匹）、猫が１万1146匹（同3658匹）。野良猫など所有者が不明だったのは、犬３万4379匹（同6218匹）、猫５万991匹（同３万7237匹）だった。
殺処分の内訳を見ると、犬は8362匹で、うち離乳していない子犬が1665匹、猫は３万4865匹で、うち離乳していない子猫が２万1613匹だった。
「sippo」https://sippo.asahi.com/
4万匹超えの動物たちの命が奪われていることって、結局は人間の勝手だよね。
去勢、避妊手術をせずに増えてしまった子猫がどうしようもなくなったからとか、飼っていた犬や猫が病気になって困ってるからとか、引っ越し先で飼えないからとか、経済的な理由で飼えなくなったなどという理由で動物愛護センターに持ち込んだり、引き取りに来させたり…。
その言い分がもう本当に信じられなかった。
動物は家族じゃないんかい？
家族だと思っていたら、そんなことは絶対に絶対にできないはず。
今まで一緒に暮らしてきたのに情はないのだろうか？
冷血すぎる。
動物を飼う資格なんてないよ。
家族だと思えば、どんなことになっても最期まで面倒見るだろう？
それに引っ越し先で飼えなかったら里親探せよ！
命をもてあそぶな！
お前も同じ目に遭え！と思ったね。
これからはもう免許制にしないとあかんよ。
最後まで面倒を見ることのできる、資格のある人だけに動物を飼ってもらうようにすべきだと思う。
自治体や動物愛護団体が殺処分はできるだけ避けたいと一生懸命に活動してくれてるのには、本当に頭が下がる。
実家ではずっと犬を飼っていた。
最後に飼った犬ももう25年以上前に老衰で亡くなり、その後は実家でも犬は飼っていない。
犬は本当に可愛い。その可愛さはよくわかっている。
しかし、私は結婚してからは動物を飼ったことがない。
覚悟ができないからだ。
覚悟ができない限りは動物を飼う資格はないと思っている。
可愛いだけでは飼えない。
実家で最後に飼っていたワンコの写真
1枚だけあったの。
これ、30年近く前の写真じゃないかな(笑)
かなり劣化している。
昔はカメラで写して、フィルムを写真屋さんに持ち込んでプリントしてもらっていたんだよね。
今の若い人には何のことだかわからないだろうけど。
犬種は北海道犬の女の子。
穏やかな性格でとてもおりこうさんだった。
そういえば、最近は庭のあるおうちでも庭でワンコを飼わないよね。
実家の庭で放し飼いしていた。
鼻先を真っ黒にして、よく穴掘りしてて、サンダルで歩いていたわたしは穴に足を引っかけて転びそうになったっけね。
殺処分される動物たちが少しでも減ってくれることを願って…。
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