老人ホームの見学に行ってきた

セントメディア 介護士人材紹介サービス

母が老人ホームに入りたがったので、とりあえず母と見学に行ってきた。

老人ホームに入る前にやっておかねばならないこと

まず住んでいる自治体で介護認定を受けること。

これがないと老人ホームには入れません。

申請の仕方は自治体によりまちまちなので、自治体に相談に行ってください。

⒈老人ホームの種類

①介護付き有料老人ホーム:介護サービスは、ホームの介護士が24時間体制で行う。医療依存度のある人、認知症の人にも対応している。昼夜逆転、徘徊、暴力、寝たきり、車いす生活、誤嚥性肺炎、食事介助などの場合。

②住宅型有料老人ホーム:介護サービスは訪問介護を利用、ホームに訪問介護のための事業所が併設されている。

③サービス付き高齢者向け住宅:基本的には生活相談と安否確認のみ。居宅支援事業所、訪問介護事業所を併設することで、終身的な介護サービスを提供するところもある。一人暮らしの不安や孤独がある場合などが適している。レクリェーションを望む人はレクリェーションがあるかなどチェックが必要。

2.老人ホームへの入居まで(最短で6週間ぐらい)

①現在介護の何で困っているか。

②それにより、上記の⓵、②、③のどこが適切かインターネットやパンフレットで探し、家族で相談する。

③適切なところがあったら、老人ホームに空き状況の確認と見学の予約をする。

④見学に行く。見学後⇒仮予約⇒家族で話し合い⇒ホームを決定。

⑤ホームの審査を受ける。

⑥契約。

⑦引っ越し。

3.老人ホームの見学の時にすべきこと

⓵ホームの案内人に入居させたい本人の状況を説明。

②ホーム内の共有部、居室の見学。

③ホームの案内人と見学者が入居本人に合っているかどうか話し合う。

④かかる費用をホームの案内人に算出してもらう。

 

 

体験談のみ書いていきます。

わたしが見学に行ったのは都内のサービス付き高齢者向け住宅。

具体的に見学体験を書いてみる。

わたしが見学したサービス付き高齢者向け住宅は?

①マンションの一室を賃貸するイメージ。

②比較的自由度が高い。外出も自由にできる。

③自立~要介護5までの人が入ることができる(施設により違うかも知れないので調査が必要)

④入居後介護度や身体状況が変わってもずっと住み続けられる。

⑤サポート体制がある(食事の提供、生活支援サービス、巡回型訪問介護、地域連携の医療機関など)

⑥レクリェーションが充実している(これも施設により違いがある)

⑦基本的には安否確認のみ。

⓼長期入院で部屋を空けるときには、家賃、共益費、生活支援費(下の入居費用参照)を払っていれば、居室は確保してもらえる。

⑨最期までの看取りあり。

見学の流れ

建物全体を外から見渡すとごく普通のマンション。

①オートロックの玄関を入り、係の人にDVDでホームの概要を見せてもらう。

②実際の施設内見学:エレベータ1基あり。居室のイメージはまさしくワンルームマンション。バリアフリーでお風呂、トイレ、洗面所、ミニキッチン、エアコン、照明器具、洗濯機置き場完備。家具や家電品、衣類、日用品など必要なものは自分で運び入れる。

③部屋や浴室などに、手すり、緊急通報装置完備。

④共有部分は当たり前だが、どこも手すり完備。食堂は広々していて、状態に合った介護食を用意してもらえる。

⑤レクリェーションあり。例としては、書道、華道、歌、体操、太極拳などがあるが、見学時に実際に活動しているところは見ることができなかった。

⑥介護の必要な人のために機械が完備された入浴施設あり。

わたしの場合、見学に行くことが突然だったので、何の用意もなく出かけることになってしまった。

これから見学に行く人は、上の1.2.3を参考にしていただいたら、スムーズに行けると思います。

わたしが見学に行った老人ホームの費用について

⓵入居費用(敷金、礼金、一時金なし)

固定費用   月額146.000円 内訳:家賃 90.000円、共益費 10.000円ともに非課税 。生活支援サービス費 46.000円税別

個別発生費用    食費月額42.300円(税別)←これは1日3食(1.410円)30日利用した場合。昼食と夕食のセット1日1.178円、個別注文 朝食375円、昼食696円、夕食589円

⁂食材を自身で購入してきて、居室での調理も可能。

居室電気代 1kwh34円(税別)、居室水道代 1㎥362円(税別) 、介護保険負担額 (利用した単位数の負担割合に応じ支払う。)医療費、薬代、その他の有料サービスは別途に請求される。レクリェーション費は1回300円ほど(税別)

まとめ

施設は新築できれいでした。

母は入居を希望したのですが、現在ところ、認知機能も正常で自立しているため、介護の認定がおりそうにありません。

それにしても、あまりの値段の高さに、母の年金だけではとても追いつかず、入居は無理という結論に達したのが正直なところです。
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アラフィフ主婦がブログを始めました。 子供3人は無事?成人しました。 子供を育てながら、正社員で働いていましたが、家庭の事情で30代の半ばに退職。それからはズボラな専業主婦をしています。最近は健康を考えて、運動もするようにしています。目標は「ピンピンコロリ」ダイエットも趣味です。 何でも好き勝手書きます。 最近、自称ランナーの夫が「おやじの部屋」を作り参戦してきました。 そちらもよろしくお願いします。